ぬあぁっ…！！

本に没頭しすぎていつも録画してる番組のことすっかり忘れてた…！！！

今日って何あったっけ～？´Д｀；；

魂喰はあるのわかってんだけどね～。

ドラマ何あったっけ？

読了後、遅くなった晩飯を用意してＴＶでも見ながら食べようかとＴＶをつけたけど、まったくもって身が入らなかったよ。
本があまりに素晴らしすぎて、感情移入して没頭しすぎて、その残像がいまだに脳みそと心と体に焼き付いちゃってたから。
バラエティーもニュースもＣＭも。どれもこれも目障りなものにしか見えなくなって。私のこの神聖な残像を汚すな、とか阿呆なこと思ったりなんかして。
結局、寝るまで今日は ｗ・ｗ 漬けだって決めて、ＴＶ消して最後の番外編を読むことにした。
読みきれなかったらまた後日と思ってたのに、結局そのまま最後まで読みきってしまったヨ。
読みやすくて、おもしろくて、スルスルと滑り落ちるようにして読みふけってしまったよ。
感想はね。感想はただ一言。


せ　つ　な　い　。


これに限るね。
この人の考えてることとかはずっと知りたいと思ってた。
本編ではずっとコカゲの思考中心できてたからね。時々場面によって別の人の思考がちょろっと出てきてたけど、基本はコカゲ。
上下巻の番外編で見れた人もいるけど、まぁぶっちゃけあっさりした感じ。
でもこの人のは違うね。やっぱり。良い意味で重いっつーか、深いっつーか。
暖かいんだよね。そんでもってすんっげ～～優しいんだもんさ。
この人が歩んできた道程を知れて、根本にあるものを知れて、その上で紡がれる思いを知って…。
心の底から、体の奥底からこの人の幸せを願わずにはいられない。幸せになってほしーなぁーーっ>□<*
この人が、どの登場人物の誰よりも先頭きって優しい！！
読んでるこっちも胸苦しくなって切なくなる。一緒に祈りたい気分だよ。もうほんと、この人以上に。
いつか必ず、この人の願いが叶ってほしい。それは、できるだけ近い将来に。

でもさー、叶ってもさー、それとはまったく別のところで問題あるじゃない？
時間軸についての問題がさ～。
これ以上ここで言うとネタバレになっちゃうかもしんないから言わないでおくけど。
もうわたしゃさ～、途中からそれが一番心配で気になって…´｀
この最後の番外編を読んでる時もそれがチラついて。だから余計に切なくなっちゃって！
ハッピーでもアンハッピーでもない結末って始末に終えないわ！救いがあるようでないようで、でもやっぱりあるのか？そんな悩みが出てきちゃうのよ！
コカゲがもといた所に帰った後の話って何で書かないんだろう、ってちょっと思ったけど、それは野暮な話だなと思って取り消した。
だって、帰ってきた後の話ったって、ただ仕事に追われて最初にあった日常に帰るだけだもんね～。それは私たちにとっては容易に想像できるってもので、だから野暮な話。
それを言っちゃえば、ヒナタたちの方だってたぶんきっと、その後は容易に想像できちゃうわけで…。
どっちに転んでも、野暮なものは野暮なんだよね～～´ー｀
ただ、コカゲが帰ったとき時間はどのような進み方をしていたのか。コカゲはまたあちらへ行けたのか、そのとき時間はどう進んでいたのか。
これだけは知りたい！どうしても！！
たぶんこれらのことをちょっとでも知ることができたなら、私はものすごーーーく安心してぐっすり眠れると思うんだよね。なまら勝手だけど。
だって、あの人たちのこと思うと心配で心配でイチャイチャしてるの見たくてやっぱ心配で…！！！
ついでに他の人たちのことも気になっちゃったりなんかして！！　（ついでかよ）
妄想して補填するにしたって、やっぱ原材料ってのは必要なわけで。
どっかで探してくるかな～～´３｀

あぁ、でも。どんなに切なくても哀しくても、ハッキリしない結末でも。読了後からずっと満たされてるんだよな～´ｖ｀
満足感があるというか。
あともう１巻くらい続いてもいいな、とはやっぱりちょっと思うけど。
彼らのことを思うといまだに涙が出てきちゃうけども。
ちょっとした後ろ髪引かれる未練を除けば、ただ一言。


彼らに出会えてよかった。存在してくれてありがとう。


だね。…って、二言になったな。

親である作者にも、彼らの姿を絵で具現化してくれた絵師さんにも、この本を知って読む機会を作ってくれた出版会社や出版に関わるたくさんの人にも、最大級の感謝を！！

ありがとう！！
大好きだ！！！