無題

淡ギャル。












以下、小説にもならない文章群。
しかもちょっぴＢＬ的表現入ってます。･･･１８禁ではないですよ？(笑)
復活　で　雲了　です。
許せる人のみどうぞ★


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[ 無題 ]



良いこと思い付いた。
嫌がらせには最適。
ニヤリ、企み顔。

ゆっくりと、しかし避ける間も阻む時間も考える隙も与えないようなスピードで、二人の距離を縮める。


チュ。






「･･･何で嫌がらないのさ」
「･･･何をだ？」

「･･･今の、だよ」
「今の？？･･･あぁ、キスか？」

「･･･そう」
「そうか。で、何故嫌がるんだ？」

「･･･噛み殺していい？」
「む！何故だ！？ただ理由を聞いただけだろうが！」

「･･･理由は簡単。君が男で、僕も男だから。普通、男が男にキスされたら気持ち悪いものだからね」
「む。そうなのか･･･」
「で、いい加減僕の質問に答えてくれない？」


「･･･雲雀は普段も綺麗だが、間近で見ても綺麗なのだな」


「･･････噛み殺す」
「だから何故だ！本当にお前は怒りん坊だな！」
「君が僕の質問に答えないうえに、言うに事欠いて“綺麗”だとか言うからでしょ？」
「思ったことを言ったまでだ！」
「だからって男相手に綺麗はないんじゃない？」
「事実だ！それに綺麗なものに男も女もあるか！」
「何それ。君の持論？」
「知らん！ただ、そんな小さいことを気にしていては強くはなれないからな！」
「僕に一度も勝てたことないのに？」
「む･･･！そ、それは雲雀が武器を使ってくるからだ！」
「世の中には異種格闘技ってのがあるでしょ」
「それだとて武器使用は認められとらん！」
「どうだっていいよ、そんなこと。それより、僕の質問に対する答えは？」
「“そんなこと”とは何だ！」
「で？」
「む。･･･うむ。意外と柔らかかったな」

「･･･人の話聞いてた？僕は、嫌じゃなかったか、って聞いたんだけど？」
「嫌でなかったらどうだというのだ。そういう雲雀こそどうなのだ？」
「僕？僕は･･････嫌だったよ」
「む･･･そうか」



そう、嫌だった。
君と同じ感想を持ってしまった、そんな自分が。

これじゃ、自分への嫌がらせにもなりゃしない。


ｅｎｄ


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まずは、ここまで読んでくださった方に感謝+ﾟ･

これは、去年の暮れに突発的に思いついてツラツラと携帯のメールで打ってたやつです。
未送信欄を久しぶりに見返してたら、自分的に結構イイ形で出来上がってるな～と思ったんで、思い切ってアップ。
いかがでしょうかね？？

私的に、賢くて頭の回転速いけど人の心の機微には地味に疎い雲雀は、天然なんだけど実は聡くて鋭い了平に、振り回そうと思って逆に振り回されてればイイと思います。ハァハァ。
攻めなのに立場弱かったり、ヘタリだったり、尻に敷かれてたりすると萌えます。ハァハァ。
でも決して愛がないわけではなくむしろバカップルに近いくらいでお願いします。（誰に）
受けの対応もツンデレとかツンケンしすぎてるかよりは、やんわりからかって弄ぶくらいの方向でお願いしｍ（もういい）